【ベビーカーマーク】

お役立ち情報

こんにちは、EIZINです。
本日は電車やバスなどで見かけるベビーカーマークについてです。

ベビーカーマークは、国土交通省が2014年3月に定めた、公共交通機関等における
ベビーカー利用の安全性・快適性向上を目的としたピクトグラムです。
年末年始の帰省などで公共交通機関を利用される方も多いと思いますので、少しでも多くの方に知っていただけるようお伝えしていきたいと思います。

鉄道など公共交通機関でのベビーカー利用に対し、他の乗客から苦情が増加したことを
理由として導入されたベビーカーマーク。
国土交通省は ポスター・チラシやWebサイトを活用して、「ベビーカー利用にあたってのお願い」と「ベビーカーマーク」を 周知させてきましたが認知度が低く、制度制定されてから7年経つ今でも認知度は3割程度とまだまだ浸透していないのが現実です。
またマークを見たことがあっても、具体的な意味までは知らないという方もいるのではないでしょうか。
交通機関などでベビーカーマークのあるエリアでは「ベビーカーを折りたたまなくても
優先的に利用することができる場所」
を示しています。

逆にエスカレーターなどベビーカーの使用を禁止するマークもあります。
こちらは乗せているお子様だけでなく他の利用者様の安全も考えて禁止されている場所なので
ベビーカーを使用する方が守らないといけないルールです。

 

公共交通機関での ベビーカーの使用には賛否両論あります。
邪魔扱いされたり混雑時は折りたたんでほしい、などの声もありますが赤ちゃんを抱っこして、
自分と赤ちゃんの荷物を持って、たたんだベビーカーを支えるのはとても大変なことです。
満員電車で抱っこをしていると体勢が不安定になり転倒の心配や押しつぶされてしまうのではないか、という不安もあります。
もちろんベビーカーに乗せていれば絶対に安心という訳ではありませんが周りの少しの優しさで
安心して乗車できる方々がいます。
またベビーカーで乗車する方は少しコンパクトなベビーカーにしたり、お子様の足や車輪が
他の人に当たっていないかなどの配慮は必要ですね。

国土交通省のHPに一般の利用客に理解を求めるポスターやベビーカーマークが制定された理由
などが載っているので是非ご覧になってみて下さい。
https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/barrierfree/sosei_barrierfree_tk_000091.html

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