売却期限によって売り出し価格を決めよう!

お役立ち情報

前回で査定のポイントをお伝えしました。
以前も申し上げた通り【査定価格】=【売却価格】ではありませんので、最終的にはお客様自身の事情を踏まえて、売主様が売り出し価格をきめることになります。
もちろん担当者がご相談にのりますが、その際に「いつまでに売りたいか」という売却期限をまえもって伝えていただければと思います。

なぜ売却期限を決めるのか…

価格が相場より安いと早く売れ、高いと売却までの期間が掛かるとされているからです。
これはあくまでも目安ですが、上記のような傾向が強いと言われています。

◆3ヶ月以内に売りたい場合…
査定価格を下回る場合もあります。
早期売却を望む場合は、下限を決めた上で売り出し価格を査定価格より下げておく必要があります。
しかし価格を下げると売主様の利益が減ってしまうことになります…。
そこでいくらまでなら下げられるかを、慎重に考え担当者に相談してください。

★下限価格を決めるコツ★
売出価格=ローンの残債+買い替え先の頭金+売却費用
とお考えください。
もちろんこれは全ての状況において共通するものではありませんが、価格を下げすぎて支障が出る事を防ぐためにも参考にしていただければと思います。

◆4ヶ月以上余裕がある場合…
売却期限に余裕がある場合は、査定価格を上回る売却希望価格を提示しても、購入希望者を待つことが出来ます。
しかし、あまりにも相場を無視し査定価格を上回ると、いくら購入希望者を待つ余裕があっても、成約となる可能性は低くなります。
購入検討者の状況をみながら、段階的に売り出し価格を下げていくことも可能ですが、どちらにしても担当者としっかり話し合った上で作戦を立てていくことをオススメします。

値下げ価格を決める!

売り出し価格は上記でもお伝えした通り、売主様が決定します。
しかし契約する際には買主側の意向にも耳を傾けなければいない状況になります。
買主側からの値下げ交渉は実際によくある話です。
売り出し価格を決める際に、値下げ価格を決めておくと必要以上に値下げしてしまい損をする恐れも回避できます。
また営業活動も値下げの選択肢を持っていることからスムーズに行え、早期売却に結び付く可能性も高くなります。

売主様自身が損をしないためにも、しっかり準備を行った上で、計画的な売却を目指しましょう!

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